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ショートゲーム・マスター。ピッチショットをマスター!(2)

2014年09月11日 category:ゴルファーニュース

ショートゲームマスター3

 

 

ショートゲーム・マスター、第2シーズンは、ピッチショットについてお話します。オングリーンを逃したときに、力を発揮するチップショット。このショットの技術力を高め、スコアアップにつなげましょう。

 

第2回からは、ピッチショットのスイングを取り扱います。今回は、ピッチショットの構えについてです。

 

▼チップショットの構えポイント

 

チップショットにおいて、構えは非常に重要です。正しく構えることができなければ、確実にミスを誘発します。チップショットの構えには、いろんなミスを防止する「秘密」が隠されているのです。

 

まずは、それを理解しましょう。

 

▼身体の使い方こそピッチショットの本質

 

スイングとしてのピッチショットの特長は、2つあります。それは、「体重移動をしない」、「手首を使わない」です。

 

「~をしない」という特長を理解して、スイングに取り込むことは案外難しいものです。ですから、構えにミスを防ぐ仕掛けを作ります。

 

①狭いスタンスと左足体重

 

まずは、スタンスを狭く取ります。そして、体重の7割を左足にかけておきます。「体重移動をしない」ための工夫です。体重移動しなくても、クラブヘッドが抜けやすいように、スタンスはややオープンに構えます。

 

はじめからフィニッシュの姿勢で構えて、バックスイングをした後、構えたとおりの位置でボールを打ちます。

 

動きは肩の回転のみ。

 

このことをを意識しましょう。

 

②固定する手首

 

強くグリップしてスイングをします。理由は手首を使わないようにするために、固定するためです。手首を固定することは、このあとお話しするチップショットのポイントにとっても重要です。

 

▼道具の特性を生かすピッチショット

 

ピッチショットの魅力は、距離に関係なくスイングは一定でいいこことです。距離のコントロールはクラブの選び方で調整します。

 

それを可能にするのが、ピッチショットの最大のポイント、ハンドファーストで構え、ハンドファーストを維持して打つということ。

 

これは、トップすることを防ぐためでもあります。トップは、クラブヘッドがグリップの位置を追い越すために起こります。ハンドファーストの姿勢の維持はトップを防いでいるのです。また、手首を固定して打つことで、このハンドファーストは保ち易くなります。

 

また、ダフりやすいのもピッチショットの特長。そのために、ボールの置く位置は、スタンスの中間。 地面が硬いなど、よりダフりやすいときは、フェースを開いてリーディングエッジを開いて打つとうまくいきます。

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