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鍛えるゴルフBRAIN!~考えを変えて100を切る戦略(2)~

2015年03月18日 category:ゴルファーニュース

鍛えるゴルフBRAIN

 

考えを変えて100を切るという戦略について話をするシリーズ。今回は2回目である。

 

前回は、難しいクラブを使わないお話をした。たとえ、ドライバーであっても。可能な限りユーティリティに置き換えるべきである(前回の内容はこちら)。

 

今回は、コースマネジメントについて話をしよう。

 

100を切るためのコースマネジメントの基本。それは、パー4のホールを3オンすることである。

 

100を切るための前提となるのは、前回お話したように、難しいクラブを使わないことである。特に、ドライバーは使うべきでない。

 

スコアを整える上で、OBは最もスコアを浪費する原因となる。ドライバーは、最もOBを生み出しやすいクラブである。再度、ここを強調しておきたい。

 


UFV golf pro-am 2013 67 / University of the Fraser Valley

 

パー4で3オンを狙うことは、戦略上、3つのポイントがある。

 

(1)転がして乗せる。

 

「距離感をあわせる」ために最も有効な手段は、「転がす」ことである。たとえ、2オンできる距離に第1打を打てたとしても、しっかりと刻むべきである。

 

理由はグリーンは、高いボールでは、、コントロールが難しいからである。高速グリーンならば、真ん中に落としてもグリーンエッジまで運ばれることも珍しくない。それに対して、ピッチショットを中心に、転がすアプローチは、距離感をあわせやすい。

 

高い球で、2オンを無理に狙うより、「刻んで、転がし」て寄せる方が、安全度が高いのである。

 

 

(2)ラフからの対処が楽になる

 

 

3オンを前提とすると、第1打が仮に深めのラフにボールをいれてしまっても、「出すだけ」の選択が容易になる。

 

さらに、刻む前提であれば、万が一、いわゆる「フライヤー」になっても傷が浅くてすむはずである。

 

(3)練習のポイントがはっきりする。

 

 

3オン戦略の最も大きいメリットは、ここである。練習が徹底できるのである。100を切りをめざすゴルファーは、まずアプローチを磨くことである。

 

40、60、80、100Yの距離をしっかり打てる練習は、決して難しいものではないはずだ。ショットの乱れを生みやすい長距離の練習よりも、成果は上がりやすい。

 

また、これらの距離を担うクラブは短い。短いクラブの方がコントロールもしやすいというメリットもある。

 

コースマネジメントの基本は、パー4で3オン。ここが安定すれば、100を切ることは決して無理な数字ではなくなっているはずである。

 

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