ゴルフをもっと「楽しく」「面白く」!

ショートゲーム・マスター。チップショットをマスター!(4)

2014年11月12日 category:ゴルフのリクツ!! | ショートゲーム・マスター!

ショートゲームマスター3

 

 

ショートゲーム・マスター、第2シーズンは、チップショットについてお話します。オングリーンを逃したときに、力を発揮するチップショット。このショットの技術力を高め、スコアアップにつなげましょう。

 

前回は、チップショットのスイングのポイントについてお話しています。。前回の内容はこちら。今回は、チップショットのクラブ選択のポイントです。

 

▼チップショットはランを軸に考える

 

チップショットは、「転がす」ことを目的にアプローチするショットです。考えのベースは「転がり」つまり、ランであるべきです。キャリーは、ランの都合によって決まり、そして、キャリーの都合でクラブ選択が決まってきます。

 

 11GMSGM

▼キャリーとランの比率の法則

 

ボールの落とす位置は、グリーンエッジから1Y付近。そこまでをキャリーとすると、図のAがキャリーの距離となります。そして、そこからピンまでの距離がランが図のBとなります。

 

その比率に対する法則が、

 

A(キャリー):B(ラン)が1:1程度ならば、ロフト角の大きいクラブ、SW、AW、PWを使い、高く打ち出す。

 

A(キャリー):B(ラン)が1:3程度ならば、ロフト角の(比較的)小さい9I、8Iを使い、低く打ち出す。

 

となります。使用クラブは、個人差があるのは当然ですが、概ねこのような基準でクラブを選ぶとよいでしょう。

 

 

▼ランを短くするために高くあげる。

 

高く打ち出したボールは、ランがでにくいことは、皆さんよくご存知のこと。ボールの位置から、グリーンエッジから1Yの所にボールの落とし、ランの距離が短い場合は、できるだけロフト角の大きいクラブを選びます。

 

 

▼長いランは、より低く打ち出す。

 

一方、ランの距離が長い場合は、ロフト角の小さいクラブを選びます。チップショットに適するクラブは、せいぜい6Iまで。

ランで距離感を合わせる場合、できるだけ打ち出し角は低い方が合わせやすいものです。

 

アンダーハンドでボールをトスするようなイメージの打ち出し角が理想です。

 

 

▼スイングは一定に

 

できるだけスイングは一定にしましょう。安定性がまずは重要です。しかし、若干の微調整もしたいもの。その場合は、スイングスピードで調整します。

ページ上部へ