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スヌーピーの生みの親、C・シュルツとゴルフ

2012年04月11日 — 1:14pm

主人公、チャーリー・ブラウンやその愛犬スヌーピーが活躍する漫画「Peanuts(ピーナッツ)」。世界中で愛され続けるこの漫画の作者、チャールズ・M・シュルツが亡くなって12年になる。

大のゴルフ愛好家として知られたシュルツ。少年時代まで過ごした中西部ミネソタ州セントポールの生家は裕福ではなかったが、シュルツ自身は幼い頃からゴルフに親しんで育った。

市営のゴルフ場でキャディのアルバイトをしていたころの同僚の名前がシュローダー。ピーナッツのキャラクターにその名を残している(おもちゃのピアノを弾いている男の子)。シュルツが初めて買ったゴルフクラブは、ブラッシー(2番ウッド)で、2ドル5セントだったという。シュルツは「他のクラブは3ドル以上したから買えなかった」と述べている。当時からブラッシーは必要性に疑問を持たれていたのか、中古でも値段が安かったのが興味深い。シュルツがはじめて買ったクラブセットはウイルソンが発売していた「サム・スエード」。値段は100ドルだったという。

意外にもシュルツはピーナッツではあまりゴルフを取り上げていない。大好きなものだからこそ、ゴルフはプライベートなものとして大切にしていたのかもしれない。

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YMOがうまれた、1970年代後半の時代

2012年04月11日 — 1:07pm


YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)といえば、やはり「赤」である。
多くの人がYMOのアルバムのジャケットとして思い浮かべる赤い人民服姿の「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」の発表が1979年。坂本龍一作曲の「TECHNOPOLIS(テクノポリス)」、高橋幸宏作曲の「RYDEEN(ライディーン)」が並び立ったアルバムである。

YMOは前年に発表したデビューアルバム「イエロー・マジック・オーケストラ」で中国とゆかりのある曲を2作品発表している。坂本龍一作曲の「東風(TONG POO )」、高橋幸宏作曲の「中国女(LA FEMME CHINOISE )」。いずれもタイトルはジャン=リュック・ゴダール監督の作品から採られている(作品内容と楽曲は関係がない)。ゴダールは共産主義者として知られており、ベトナム戦争のサイゴン陥落が1975年、毛沢東の没年が1976年である。

1970年代後半は、共産主義という考えそのものが若く、エネルギーを持ち、その将来に可能性を感じた若者に影響を持った時代だったのだろう。YMOの3人が、最新の音響機器だけでなく、時代の空気も作品に取り込んでいたことが興味深い。YMOの作品を見るとアーティストは時代とともに歩み、時代を超越する作品を生み出すものだと痛感させられるのである。

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