【春ゴルフ】その一打目が変わる、ゴルフ場の選び方
2026年02月24日 category:ゴルファーニュース春ゴルフは、スコアを作るためのラウンドではありません。冬の間に眠っていた感覚を起こし、体とゴルフをもう一度つなぎ直すための時間です。だからこそ、春のゴルフは「どこでプレーするか」がとても大切。飛距離や難易度よりも、寒暖差、地形、グリーンの優しさ、視界の広さ、そしてスタート前の過ごしやすさ。コース選びひとつで、その日のリズムも、ゴルフへの向き合い方も大きく変わります。
春は、整えるためのゴルフ。結果を追いかける前に、まずは感覚を取り戻すところから始めてみましょう。
★★★
シーズン最初のラウンド。「今年はどれくらい飛ぶかな」「冬の間に崩れていないかな」そんな気持ちでスタートする方も多いと思います。でも実は、春ゴルフでいちばん大切なのは、うまく打てるかどうかよりも、気持ちよく打てるかどうかです。
冬明けの体は、想像以上に繊細です。気温差、風、足元の違和感、グリーンの転がり。少しのズレが重なると、「なんだか今日はうまくいかないな」という一日になってしまいます。だから春は、無理に攻めない。フルスイングを試すより、呼吸とリズムを思い出す時期なのです。
難しいコースに挑むより、素直に振れる環境を選ぶ。コース選びも、実はスイングの一部。どんな場所で、どんな気持ちで一打目を迎えるかが、その日のゴルフを決めます。今月は、結果より感覚。ゴルフと、少し仲直りするようなラウンドを意識してみてください。
*ゴルフ場探しの検索キーワードとして使ってみてくださいね。
1. 標高が高すぎない(=寒暖差が少ない)ゴルフ場
<ポイント>
春は「寒くない」より「冷え切らない」コースを選ぶ
春先のゴルフは、寒さそのものより 体が冷え切ること が問題になります。
「朝は冷える」「風が抜ける」「日陰が多い」こうした条件が重なると、スイング以前に体が固まってしまい、思わぬ怪我につながってしまうことがあります。標高差があるコースだと、体が硬いまま+風でリズムが崩れやすくなることに注意が必要です。
“暖かいかどうか”ではなく
“冷え続けないかどうか”。
これだけで、一日がまったく違ってきます。
おすすめ基準
市街地〜なだらかな丘陵
朝イチでも手がかじかみにくい
2. フラット多め・極端なアップダウンが少ないゴルフ場
<ポイント>
冬明けの体に、優しい起伏かどうか
冬明けの体は、思っている以上に股関節・足首・腰が冬仕様。いきなり、打ち上げ、打ち下ろし、
-
つま先下がり連発だと、フォームも気持ちも乱れやすくなります。
冬の間、知らないうちに体は「動かさない前提」で最適化されています。そんな状態でいきなりアップダウンの多いコースに行くと、スイングを直そうとして、体を壊します。
春一発目は、技術を試すラウンドではなく体と対話するラウンド。地形が優しいコースは、自分の今の状態を正確に教えてくれます。
春、体に優しいコース選び
フラット
シンプルなレイアウト
「素直に打てば素直に返ってくる」コース
3. グリーンが“優しい”コース
<ポイント>
春のグリーンは「挑む場所」じゃない
春のグリーンは、速さも転がりも、まだ不安定。だからこそ、難しいグリーンを攻略しに行くより
「入るイメージを取り戻す」ことが大事。強気のパットより、距離感を育てるラウンドにしましょう。
-
芝はまだ芽吹き前の仕上がり途中であることが多く、よって、速さが読みにくい。なのに、難関高速グリーンを選ぶと、パターで心折れてしまいがちなのです。ですが、グリーンの状態でゴルフ場を選ぶこと自体が難しい季節です。
春先、優しいグリーンの基準
芝目が強すぎない
傾斜が極端じゃない
「寄せて・2パット」が現実的接待ゴルフなどで、すでにコースが決まっている方も多いと思います。この基準を超える難易度のグリーンでのミスは、「まだ芝が不安定な時期だから」と受け止めてください。心が折れる必要はありません。
4. 距離より「気持ちよく振れる」設計
<ポイント>
飛ばせるコースより、深呼吸できるコース春一番のラウンドで、飛距離を確認したくなる気持ち、わかります。でも、気持ちよく振れるかどうかは距離じゃなく 視界と余白。飛距離チェックのラウンドじゃないということを覚えておきましょう。ティーに立ったとき、「よし、打とう」ではなく「大丈夫」って思えるか。それが、春ゴルフの正解です。
大事なのは
ティーショットで深呼吸できる
視界がひらけている
プレッシャーが少ない
これらを意識して臨めば、リズムを思い出すためのラウンドにしていきましょう。
5. クラブハウス・動線がストレス少なめ
<ポイント>
クラブハウスは「スコアの前室」スタート前にバタつくと、その日のゴルフは、もう整いません。着替えやすい、移動がシンプル、落ち着ける空気。こうした要素は、実はスイングと同じくらい大事なのです。春は特に、ゴルフ場に着いた瞬間からラウンドは始まっています。
春は、花粉、服装調整、体温調整で、スタート前から疲れやすい季節です。
意外とこれが大事
ロッカーが広い
移動がシンプル
スタート前にバタつかないこうした要素は、プレーが始まる前の呼吸と集中力を大きく左右します。スタート前に余計な疲れやストレスを抱えないこと。それが、その日のスコアを静かに支えています。春は、「整った状態で一打目を迎えられるか」が大事です。
-
★★★
春ゴルフの落とし穴|調子を崩す人がやりがちな3つのこと
春ゴルフで調子を崩す人には、共通点があります。それは、春だからこそ「急ぎすぎる」こと。
急に飛ばそうとしたり、冬の感覚を一気に捨ててしまったり、気づけばスコアを追い始めて、体も気持ちも力んでいくことになってしまいます。でもそれは、技術が足りないからではありません。ただ、春のゴルフにまだ体と心が追いついていないだけなのです!
春は整える季節。結果を出そうとするほど、ゴルフは遠ざかります。今は、うまくやろうとしなくていいと言い聞かせ、気持ちよく振れる一打を大切に。それが、今シーズンの結果につながる一番の近道です。





