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プロゴルフツアー【観戦マナー】ギャラリーも大会を創っている。

2021年10月25日 category:ゴルファーニュース

世界最高峰のPGAツアー『ZOZOチャンピオンシップ』は、松山英樹が地元日本で、圧巻の初制覇を見せてくれました。日本屈指のプロゴルファーに加えて、海外勢も加わった一流のプロゴルフのトーナメント。PGAツアーでなくとも誰もが一度は生でプロのプレーを観戦してみたいと思いますね。初めて観戦するとなると、服装は?注意することは? 恥はかきたくない!などなど色々気になります。そこで今回は、プロゴルフツアー観戦の際のマナーを探ってみます。

 

 


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The Gallery: Wing Foot Golf Club, U.S. Open. 6/17/06.The Gallery: Wing Foot Golf Club, U.S. Open. 6/17/06. / Reincarnated Poet

 

 

 

||まずは服装や持ち物||

 

ポイントは、1日中屋外。たくさん歩くということ。

 

◆ドレスコード

 

自分自身がゴルフする時と違って、観戦となると迷いますね。ゴルフウエアなら間違いはないでしょう。ジーンズにTシャツの人もいるようですが、さすがにジャージやスウェットなどはNG。大会によっては紳士・淑女らしい服装を求められることもありますので、観戦する大会HPで念の為、ドレスコードを確認しましょう。

 

 

◆移動を考えた服装

 

ギャラリーは、フェアウェイを歩くことができません。ラフや林の中を移動することになりますので、快適で動きやすい服装、疲れにくい靴を選びましょう。女性の場合、ヒールはNGです。季節にもよりますが、気温変化や虫刺されを防ぐことも考えましょう。

 

 

◆持ち物&あると便利

 

ほぼ1日中、外にいることになりますので飲み物は必須です。他には、日差しを防ぐのはもちろん、林の中で枝が刺さらないよう帽子やサンバイザー、サングラスも必要です。あると便利なのが、折りたたみ式の椅子やビニールシート。移動と待ち時間の繰り返しの際、折りたたみの椅子があると休憩に使えます。多くのギャラリーが集まる大会では、立ち位置が後ろになった場合に脚立があると観やすくなります。

 

ただし、1日中歩いて移動をしますので、あまりにも大荷物は負担になります。両手が空くようリュックサックを使ったり、登山・キャンプ用のグッズは軽くて機能性が高いので、取り入れやすいかもしれません。暑さ寒さ対策では、クーリングできるものやポケットカイロがあるといいでしょう。

 

コース内での飲食は禁止されています。小腹が空いた時用のおやつを持っていく場合は、決められた所で食べましょう。お菓子を開封する時もカサカサ音がしますので、ご注意を。

 

 

 

◆花粉症、虫刺されグッズ

 

選手がショットの動作に入った後のくしゃみはマナー違反になってしまいます。我慢しようにもできない場合もありますので、花粉対策は必要ですね。虫刺されのかゆみも耐え難いものがありますので、痒み止めは持っていった方がいいでしょう。

 

 

画像:iStock

 

 

 

||マナーや注意点||

 

◆「Quiet Please」「お静かに」

 

選手がアドレスに入ったら、「Quiet Please」「お静かに」のボードが上がります。話す、動くを止め、物音を立てないようにします。外側で移動中の時にも一旦止まり、ショットを待ちましょう。素晴らしいショットの時には惜しみない拍手を。

 

 

◆写真・動画撮影はNG

 

日本のプロゴルフツアーの観戦は、女子も男子も選手の写真撮影が禁止されています。間近で見られると写真に納めたくなりますが、隠れてこっそりもNGです。肖像権を冒すことになりますし、シャッター音やフラッシュなどもってのほか。選手の集中を切らす行動は厳禁です。大会スタッフに注意されると恥ずかしい思いをしますし、周りの人をも不快な気持ちにさせてしまいます。間近で見れるせっかくの機会です。目に焼き付けて帰りましょう。プレー前、プレー中に選手に声をかけたり触れたりも当然NGです!

 

 

◆エリア内に入らない。ボールにさわらない

 

ロープで観戦エリアは仕切られてはいますが、コースの一部ですので、ボールが近くまで転がってきたり飛んでくることもあります。もちろんお分かりかと思いますが、エリア内に入ったり、ボールに触れてはいけません。重大なマナー違反となります。そして、プロの試合とは言えOBはあります。「ファー」が聞こえたら頭上にも気をつけてください。

 

 

◆大会スタッフの指示に従う

 

お気に入りの選手を追いかけ、夢中になってむやみに移動するのもNG。コースを横断する場合は「クロスウェイ」と呼ばれる指定ルートを通りましょう。素晴らしい大会となるにはギャラリーの協力が必要です。選手たちの集中を切らさないようにすることも、盛り上げるも大事。大会スタップの指示に従うもマナーのひとつです。

 

 

 

||観戦のコツ||

 

◆チケット販売はだいたい2ヶ月前

 

どの大会も公式HPで販売方法、販売時期の案内がでます。販売開始の目安は、大体2ヶ月前。当日券は、朝から殺到し入手しづらいので、前売りで買うことをお勧めします。

 

◆初心者はグリーン付近

 

 

飛んでくる球筋が見え、アプローチではプロの技や読みを堪能できます。スコアを争っているパットやロングパットなど見応えもあります。

 

◆練習場もチェック!

 


選手がどんな練習をしているかを見るのは、大会観戦の大きなメリットです。選手たちの表情にも注目。試合前には緊張感とプロの迫力が伝わってくるでしょう。試合後にはリラックスし選手同士で話している姿を見かけることもあります。

 

 

最後に。
ホールアウトした後、選手によっては、サインや握手に対応してくれる場合もあります。そんな好機があればいいですね。決められたマナーを守り、紳士淑女として行動を。テレビでの観戦と大きく違う臨場感や醍醐味を味わってください。

 

 

 

 

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