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ゴルフプレー中に突然の雷雨【危険回避/どうなる?料金】

2023年07月25日 category:ゴルファーニュース

突然天候が悪化しゲリラ豪雨に見舞われたり、ラウンド中の雷雨、経験したことはありますか?
「ゴロゴロ」という音だけなら大丈夫でしょうか? 山間部にあるゴルフ場での雷は、大変危険です。また、最近では、都市近郊のコースでも、前触れのないゲリラ豪雨が襲い、雷鳴が轟くことが増えています。逃げる暇もなかったという悲惨なケースもあります。今回は、ラウンド中に雷雨に見舞われた場合、どのように対処すべきなのかお伝えいたします。

 

 

A Znwetter with lightning strikes rolls over the Taunus

 

 

★★★

 

 

 

ゴルフ場でラウンド中に雷の警報が鳴った時

 

ゴルフ場でラウンド中に雷の警報が鳴った時、逃げるか隠れることになりますが、ゴルフカートを使ったとしても、時間的に雷から逃れることはできないと考えておいた方が良いでしょう。警報が鳴り、指示が出たら、金属性のゴルフクラブはその場に置いて、すぐに避難を開始しなければなりません。近くに避雷針の小屋があれば、まずはその小屋を目指します。
また、カートは自動車と違って、雷を絶縁することはできないので、現状で一番安全と思われる場所に隠れるしかありません。

 

 


決して樹木のそばに立たないようにしてください!

 

雨を避けて、大きな樹木の側に立つことはありますが、地面よりも高いところに雷は落ちます。
小さな立ち木であっても落ちると、4メートル以内は側撃雷を受ける可能性が高まります。側撃雷は、樹木に落ちた雷が、横に立っている人間に飛んでくる状態です。

 

 

 

 

 

付近に建物も車もない場合、高さ4m以上の木があれば、その木を避雷針代わりにするとよいでしょう。てっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その幹から4m以上離れた空間は「保護範囲」と呼ばれ、比較的安全といえます。ただし、側撃を受ける危険性があるので、保護範囲内でも枝葉から最低でも2m以上は離れてください。

 

 

出典:ウエザーニュースより

 

 

 

 

絶対にフェアウエイに立たないでください!

 

 

ラウンド中に雷の警報が鳴ったら、絶対に居てはいけない場所は、フェアウェイの真ん中です。

落雷による事故の第1位は、見晴らしの良いコース内の真ん中での事故・受傷です。平らな場所で自分自身が一番高くなると、雷を呼び込むことになりますので、必ず、避雷針のある所に避難してください。

 

 

Hail storm and torrential rain on a golf course in the spring

 

 

 

雷のゴロゴロ音が遠くで聞こえたら、どれくらいの距離にあるかがわかります。

 

雷までの距離が分かる公式

 

雷までの距離は、「距離=時間×速さ」の公式で計算することができます。
「雷までの距離(m)=340(m/秒)×雷鳴が鳴るまでの時間(秒)」となり、もし光ってから雷鳴まで5秒だった場合は雷の位置まで約1,700m、つまり2km以内で落雷があったことになります。

 

 

稲光が発してから音がするまでの時間を測って、「まだ遠いから大丈夫」と安心はできません。
雷は徐々に近づいてくるのではなく、雷鳴が聞こえる10kmの範囲にいれば、次の落雷が直撃するかもしれないのです。雷の音が聞こえたら、雷に直撃される可能性があるので、直ちに屋内に入るか車に避難してください。

 

 

 

雷の場合はプレーヤー自身の判断で危険とみなすと中断することができる。

 

基本的に、競技ゴルフでは勝手にプレーを中断させるのは禁止されていますが、雷は別です。雷の場合はプレーヤー自身の判断で危険とみなすと中断することができます。雷の音が少しでも聞こえたらすぐにプレーを中断するようにしましょう。

※避難小屋からクラブハウスに中断している旨、連絡してください。

 

 

 

雷でゴルフができなくなった時の料金はどうなる?

 

中断かクローズかで変わってきます。

 

【中断】

 

雨風が強いなど、危険な状況になった際、プレー不可能と思われる場合に一時的にプレーを中断を余儀なくされることです。プレー中でなくスタート前であれば、スタート時間を遅らせるなどの措置をとり対処します。

 

 

【クローズ】

 

ゴルフ場側が、これ以上ゴルフのプレーを続行できないと判断した場合です。この場合プレーヤーの意思とは関係なくプレー中止となるため、キャンセル料などは発生しません。

 

※雷の場合

 

『中断』の措置が取られるのが一般的。

ゴルフ場には、雨雲レーダーや雷雨レーダーなどがとても正確になり、あとどれくらいで抜けるのか

がすぐにわかるようになっています。1日中雷に見舞われることは、かなり珍しいことなので、『中断』という措置を取ることが多いのです。

 

ゴルフ場によって、中断の際の割引措置などは様々ですので、気になる方は、あらかじめゴルフ場に確認を取っておくとよいでしょう。

 

 

 

まとめ・絶対やってはいけないNG行動

 

ゴロゴロ音が遠いからと甘く見ない。

絶対に傘はささない。

ゴルフクラブは体から離して地面に置く。

フェアウエイに立たない。

木の下、側に避難しない。

カートに避難しない。

 

 

 

いかがでしたか?
死亡も発生している落雷事故。決して甘く見てはいけません。
雷が発生した場合の避難方法や、安全地帯、保護圏内はご自身でも一度確認して、把握しておくことを強くお勧めいたします。
無事であれば、またの機会はあるのですから、安全を優先してくださいませ!

 

 

 

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