キノコ狩りによる食中毒に注意しましょう。
2025年10月18日 category:弊社からのおしらせ秋の行楽シーズン、ハイキングやトレッキングが楽しみな季節です。キノコ狩りなどを楽しむ方も多く、自然の恵をいただき、好みに応じて自分で調理するのも、野趣に富んだ楽しみ方です。ですが、食べておいしい種類のほかに、人体に有毒な成分を含む危険な種類があり、それを誤って食べて食中毒を起こす事例が毎年起きています。

画像:iStock
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レジャーとしてのきのこ狩りだけでなく、自分の山で採ったキノコでも、種類を見誤り、毎年秋から冬にかけて多くの事故が起きています。確実に食べられるキノコだと判断できないときは「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」が鉄則です。人からもらったもので、食中毒を起こした例も多くあります。安全に食べられるかどうか不確かなものは食べないようにしましょう。
◆きのこは、専門家でも見分けるのが難しい
有毒種と食用種がよく似ている例はいくつもあります。また、キノコ以外の食べられるとされる野生植物には、葉や実、球根など、部分的に似ているものもあります。最近では、スマホで画像を撮って、種類を調べる手軽さもありますが、全て正しい結果とは限りません。図鑑などに載せられた有毒種の写真と微妙に違って見えるからといって、その種類が別種とは限りません。キノコ狩りや山菜採りに豊富な経験を持つ人でさえ、毒キノコや有毒植物で食中毒を起こした例があります。
以下のような迷信も、誤食の原因となっていますので、信じてはいけません。
全て科学的な根拠のない迷信です。
枝の部分が縦に裂けるキノコは食べられる。
地味な色のキノコは食べられる。
乾燥させれば、毒が抜ける。
ナスと一緒に料理すると、毒が抜ける。
虫が食べているキノコは、食べられる。
◆毒キノコによる食中毒症状
症状は、食べた部分の有毒成分や量などによって異なりますが、主な症状としては、おう吐・下痢・腹痛などの消化器系の障害や、瞳孔の収縮・発汗・手足のしびれ・意識の混濁などの神経系の障害などが挙げられます。重症の場合は、脱水症状、けいれん、呼吸困難などを起こして亡くなることがあります。
◆体調に異変を感じたらすぐに病院へ!
口に入れて強い苦味や舌のしびれなどを感じたら、すぐに吐き出してください。気づかずに食べて、後で体調が悪くなったときはすぐに近くの医療機関で診察を受けてください。
◆採取には許可が必要
入山やキノコの採取をする際は、事前に森林の所有者や管理者の承諾許可を取る必要があります。
無断で採取した場合は、森林法で定める森林窃盗などとして罰せられることがあります。
一部の森林では空間放射線量が高いため、森林への不必要な立ち入り自体を控えていただくよう呼びかけが行われている地域があります。そういった場所では山菜やきのこの採取はしないでください。
画像出典:厚生労働省
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<出典・引用>
政府広報オンライン
キノコ狩りや山菜採りなどで毒のあるキノコや山菜などにご注意を! うっかり食べると食中毒に
毒キノコによる食中毒予防は、採らない!食べない!売らない!人にあげない!
厚生労働省
毒キノコによる食中毒に注意しましょう
林野庁
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