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売れない本。ピーク時の6割の衝撃

2014年12月15日 category:ゴルフモード・カルチャー

ゴルフモードカルチャー2

本が売れない。

 


 / hageatama

 

このことを知らない人はいないほどの常識になった。特に雑誌が売れない。男性誌も女性誌も、オピニオン雑誌も売れていない。

 

出版科学研究所の調べでは、1996年のピーク時、約2兆6000億円あった売り上げが、2014年で約1兆6000億円まで減少。ピーク時の約6割。1兆円の市場が消えた。国内のゲーム市場が約5000億円とされており、その倍の市場が消えたのだ。

 

しかし、人々が本や雑誌を読まなくなったのかといえば、必ずしもそうではないようだ。

 

それを裏付けるのが、全国の図書館の貸し出し冊数。2012年では、平均5.4冊(文科省調べ)で、年々増加傾向にある。

 

また、新聞の購読数も減っている。日本で一番の購読者数を誇る讀賣新聞は、朝刊で100万部を割っているとされる。福岡県北九州市の人がすべて同紙を読んでいる程度の数字である。

 

新聞をとるのをやめたという人から話を聞く機会があった。やめた理由は、新聞で扱う情報はネットやテレビで十分だからという。

 

本も同様の流れだと推察できる。図書館で借りて読めば十分ということだろう。

 


Harry Potter and the Deathly Hallows Launch Event / Dick Thomas Johnson

 

この流れはどのように理解すべきなのだろうか?

 

それは、情報にお金をかけることへの抵抗ではないか。言い換えると、情報はタダで得られるものであると人々が考え始めているのではないかということだ。

 

情報は、形のあるものではない。装丁がいいという本もあるが、やはり本は中身である。人々は、情報系の価値に対してよりシビアになっているといえるだろう。

 

その流れを動かしているのは、まちがいなくインターネットだ。インターネットは、既存のいろんなビジネスを脅かしているが、出版・新聞といった情報ビジネスの巨人の足元を揺るがす存在になっている。

 

既存のビジネスモデルや収益構造を改めないと、生き残ることは難しいだろう。KADOKAWA(かつての角川書店)は、IT企業のドワンゴと経営統合し、先を見据えた展開を始めている。

 

いかに情報にお金を落としてもらうか。智恵が求められる時代がやってきたといえる。

 

今のうちに有効な手を打たなければ、名の知れた新聞社や出版社であっても倒産することも珍しいことではないのかもしれない。

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