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冬ゴルフはボール選びが決め手

2025年01月16日 category:ゴルファーニュース

1年で最も寒い季節に入りました。頑張ってゴルフへ行ったけれど、思うようなゴルフができない。なんてことはありませんか? 寒さで身体も硬いし、着込んでいて動きにくいということもありますが、ドライバーの飛距離が落ちてしまったりアイアンのスピン量が低下します。気温の低さはボールにも大きな影響を与えます。飛ばない条件が揃った冬でもゴルフを楽しくしたい!今回は、冬ゴルフに適したボールの選び方をお伝えします。

 

 

 

 

 

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寒いとなぜ飛ばないのか

 

 

冬は空気の密度が高くなるため、空気抵抗が増し、ボールが飛びにくくなります。気温が10℃下がると飛距離は2~2.5ヤードほどマイナスになると言われています。
他にも寒さ対策で重ね着をしていることも、体の回転不足の原因になり、回転不足が起こると、シャフトのしなりも硬くなってしまいます。

 

 

画像:iStock



寒さによるボールへの影響

 

ボールは、主にゴムでできているため、気温が下がると硬くなってしまいます。昨今、気温差による性能差は少ないボールも作られていますが、それでもやっぱり、本来の性能は発揮しづらくなります。

 

 


どんなボールを選べばいいか

 

 

画像:iStock

 

 

 

1.柔らかいボールを選ぶ

 

インパクトの瞬間にボールは圧縮され、その反発力で前へ飛ぶ仕組みです。気温が低いと素材の弾力が低下し硬くなるので、インパクトの際の反発力が十分に得られないわけです。なので、冬も安定してボールを飛ばしたい場合には、いつもより柔らかいボールを選んでフィーリングを感じてみるといいでしょう。

 

 

2. スピン系のボールを選ぶ

 

スピン系のボールは、コアが硬めでカバーが柔らかく、打感がソフトに感じられます。ディスタンス系に比べて高弾道でキャリーが出やすく、繊細なボールコントロールができるので、アプローチやコントロールショットにおすすめです。

 

 

3. ボールの柔らかさの基準

 

ゴルフボールの硬さを表すのは「コンプレッション」。100、90、80などで表され、例えば、コンプレッションが100の場合、ボールを2.54mm押しつぶすのに100kgの力が必要になるということです。数字が大きいほど、ボールが硬くハードヒッター向けのボールになります。ただ、最近では技術も進化し、コンプレッション表示が高くても、硬い感触とは限らないため、表示しない商品も増えてきています。

 

 

4. フィーリングの表示を見てみよう

 

メーカーによって、表示は若干違ってきますが、大抵の場合「普通」「ソフト」「超ソフト」などで表示されています。現在では、ディスタンス系でもソフトなフィーリングを可能にしたボールも販売されています。過度なスピンを抑えたい方は、ソフトな打感のディスタンス系も選択肢に入れてみてください。

 

 

視界が悪い冬はカラーボールを選ぶのもあり

 

他のプレイヤーとの混同を防ぐことで選ばられるカラーボールですが、冬のゴルフ場は、枯れた色のフェアウェイ、白っぽい曇り空や積雪など、白いボールでは見えづらいものです。ボールを見失いやすい環境であることは、体験済みなのではないでしょうか。見つからないと精神的にも影響するのがゴルフ。冬は、カラーボールを使って、視認性を上げるのもストレス軽減になります。

 

 
 
 
競技中にボールを温める?

 

 

画像:iStock

 

 

気温が低い時に、ボールを温めると飛距離が伸びると聞いたことはありませんか? 競技中に意図的にボールを温め、ボールの性能を変えることは、ルールで禁止されています。競技中に使い捨てカイロ、手を温めるハンドウォーマーの中にボールを入れておくことも違反対象となります。誤解されないよう注意しましょう。ラウンド前に温めておいたり、予備のボールをポケットに入れておくことに関しては問題ないようです。

 

 

 

ボールの選び方は、過去記事↓でもご確認ください。

 

飛ばなかったり曲がったりする原因はゴルフボールかも。

https://golfhoken.com/?p=17382
 

 

 

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