鍛えるゴルフBRAIN!~考えを変えて100を切る戦略(4)~
2015年07月21日 category:鍛えるゴルフBRAIN!
考えを変えて100を切るという戦略について話をするシリーズ。今回は4回目である。
前回は、OBを避ける重要性についてお話した(前回の内容はこちら)。
ゴルフのラウンドは、一度として同じ状況が存在しないものである。たとえ、同じゴルフ場でのラウンドであっても、季節の違い、天気の違い、体調の違い、同伴者の違いなど、必ず毎回何かが異なった状況でプレーをすることになる。
ならば、ラウンド当日の情報収集は、大変意味のあることである。ラウンド当日の情報戦略についてお話しようと思う。今回はその1回目である。
UFV golf pro-am 2013 60 / University of the Fraser Valley
まず、当日の情報を得ることの重要性についてお話したい。 体調の良し悪し、天気の良し悪しは、家や宿泊先を出るまでにあらかじめ理解することができる。
ならば、その情報をもとに今日はどのようなラウンドになるだろうかの見通して立てることは、大変重要なことである。
今日は、攻めの姿勢でゴルフができるのか、守りのゴルフになるかは、体調や天気で大きく違う。まずは、おおきなくくりで今日は、どんなゴルフをすべきかを考えておこう。
全体の方向性なくして、細部の戦略はありえない。家を出るまでに今日のゴルフのイメージを固めておこう。
次に、練習場でのチェック事項である。今日の体調や天気にあわせて、重要だと思うショットを中心に練習を行おう。練習の手順がルーティン化しているゴルファーは、それはそれでかまわない。重要なことは、自分のイメージとして今日のゴルフで核となるショットは何になるかを強く意識すること。
そのときに、イメージどおりのスイングができているか。それをしっかりとチェックしてほしい。ショットのずれやぶれが生じている場合、それをどのように考えるか。クラブ選択やコースマネジメントも当然に変わってくるだろう。
朝、出かける前にイメージしていたゴルフをこの練習場で、さらに確度を高めた上で、コースに出てほしい。
そのとき、思い切って今日のラウンドの予想スコアを出してほしい。なじみのコースならば、各ホールごとの予測スコアを出してもいい。それは、目標スコアではない。
今日のコンディションならば、自分はどの程度のスコアを出せるかを客観的に測ることに意味があるのだ。
自分のことを客観的な数字の予測ができることは、スコアメイクに大いに役に立つ。 ぜひここまでやって、1番ホールのティグラウンドに立ってほしいと思う。