ゴルフのリクツ!!ドロー、フェードに挑戦!(1)
2014年04月21日 category:ゴルフのリクツ!!
ボールを打ち分けたい!!ドロー、フェードに挑戦!(1)
ゴルフのリクツ!!2014年春シーズンは、ボールの打ち分けについて、お話します。憧れのドローボール、フェードボールを打てるようにチャレンジしていきましょう。
第1回 ボールの高さをコントロールする。
ボールの打ち分けの基本は、「高さ」をコントロールする、「方向」をコントロールすることです。今回は、「高さ」をコントロールする基本を学びましょう。
(1) 基本はロフト角
ボールの高さを決める要素は、「ロフト角」です。ロフト角が小さいと飛び出し角度が小さくなり、低弾道に、ロフト角が大きいと飛び出し角度が大きくなり、高弾道になります。今回は、飛距離については、議論しませんがロフト角が小さいと一般的に飛距離が得られます。
(2) ボールを置く位置で変わるロフト角
ロフト角を決定するのは、シャフトの中心線とフェース平面のなす角度です。しかし、実際にボール打つときに角度を決定するのは、シャフトの中心線であるとは、限りません。ボールを置く位置でも変わってくるのです。
(3) スイング時のロフト角は、回転軸(背中の軸)を中心に考える。
ボールの置く位置を右足よりにすると、シャフトの中心線は寝てきます。すると、回転軸(背中の軸)となす角度は小さくなります。一方、ボールの置く位置を左よりにすると回転軸となす角度は大きくなります。
ですから、ボールを右足よりに置くと、ロフト角は小さくなり(立ってきて)低弾道に、ボールを左足よりに置くと、ロフト角は大きくなり(寝てきて)高弾道になります。
(4) ボールの打ち分けに関わる高さのコントロール。
ボールを打ち分けるにあたり、高さのコントロールは重要です。その際に、番手のみで高さをコントロールすることには、限界があります。ですから、ボールの置く位置によって高さを変えることを理解し、ショットの幅を広げておきましょう。
次回は、「方向」をコントロールすることについて、お話します。