ゴルフのキソ!~基礎基本を徹底~ 初心者から賢くステップアップ(3)
2014年06月19日 category:ゴルファーニュース
ゴルフをはじめたころは、スイングに悪い癖をつけてしまう人が多い。たとえ、レッスンプロに習っていても、無自覚に、無理解に身につけてしまう癖がいくつか存在する。
そのうちのひとつが、前傾姿勢の崩れである。
SWING CHECK / pinboke_planet
前傾姿勢の崩れは、スイング軌道に大きな影響をあたえる。
前傾が解けて上体が起き上がると、フック系の回転が強くかかり、前傾が沈みすぎるとスライス系のボール出やすくなるのでよく理解しておいてほしい。
前傾を保つためには、一定の筋力が必要。前傾を保てていないと実感している方は、まずは、腹筋、背筋を積極的に強化することである。
さらに、前傾姿勢を身につけるときに有名なドリルがあるのだが、ご存知だろうか?
前傾を保ったまま、ゴルフバッグやパイプ椅子を「お尻があたるように置く」そして、お尻があたるような感覚を意識してスイングをするドリルである。
このドリル、かなり効果が高いのだが実践できるゴルファーのそう多くはない。
理由は、ちょっと不恰好なところがあり、他人の視線が気になってしまうからのようだ。
そこで、ぜひ意識しほしいのが、自分が初心者であることの自覚である。
どんな名ゴルファーであっても、誰もが初心者であったのだ。自分が初心者であるこを気にすることはない。練習場などで、上手なゴルファーの横で、基礎的なドリルをすることに気後れしてほしくないのである。
自分が初心者であることを受け入れ、その時期にあった練習法を外の視線を気にすることなく取り入れてほしいのだ。
先の腹筋・背筋を強化することも、自分が初心者であるという自覚があれば前向きになれるものである。
自分が初心者だと受けれている人ほど上達は早い。皮肉にも上級者はそれを知っている。
基礎的なドリルは、とても効果が高い。ぜひ、周囲の目を気にすることなく、積極的に実践してほしい。